靴下の泥汚れがなかなか落ちない…
子供が泥遊びをしているのは微笑ましく見守ってあげたいものの、気になるのはその後の洗濯。
泥汚れは落ちにくいため、洗濯する際には一工夫必要です。
その「コツ」を知らないと靴下を無駄に洗い続ける事になり、それにより時間も手間も浪費してしまいますしそれが原因で靴下の生地が傷んでしまうかもしれません。
この記事では、靴下の泥汚れを簡単に落とすための効果的な方法をお教えします。
洗濯のストレスから解放され、新たな毎日を迎えましょう。
泥汚れが落ちにくい理由
誰にでも起こり得る、靴下の泥汚れですが、そもそもなぜ泥は落ちにくいのでしょう?
それは、泥の主成分である「土」が、水と混ざることで逆に落ちにくくなる特性があるからです。
泥が付いたまま洗濯機で洗ってはダメ、ということです!!
水と混ざると、土粒はどんどん小さくなり、それが生地の繊維の隙間に入り込みやすくなります。
更に泥に含まれる石けん成分や脂質が、汚れを繊維に密着させ、一度汚れたらなかなか落ちにくい状況を作り出すのです。
ではどうすれば、この泥汚れを落とすことができるのでしょうか。
靴下の泥汚れを落とす準備
しっかりと足を踏ん張って泥んこ遊びや野球を楽しむ子どもたち。
その笑顔に癒される一方で、洗濯を任された親は靴下の泥汚れと格闘する毎日かもしれません。
しかし、泥汚れの落とし方さえ知っていれば、もう困ることはありません。
ここでは、靴下の泥汚れを落とす前に必要な準備について詳しく解説していきます。
必要な洗剤の選び方
靴下の泥汚れは一見すると手強そうですが、洗剤の選び方次第で、手間をかけずにきれいにすることが可能です。
適切な洗剤を選ぶポイントは何と言ってもその洗浄力。
特に泥汚れは落とすのが難しく、そのために力強い洗浄力を持った洗剤が必要となります。
固形石鹸
最初に紹介するのは老舗ならではの力を発揮する固形石鹸です。
泥汚れや頑固な汚れにもしっかり対応してくれる固形石鹸は、昔ながらの素朴さと強さが評価されています。
ゴシゴシとこすりつける昔ながらの洗濯方法が新鮮で、楽しみながら取り組むことができます。
その使い方もとても簡単。まずは汚れた箇所を水で濡らし、次に固形石鹸で直接こすりつけるだけ。
ぜひ、お子さんと一緒に楽しみながら取り組んでみてはいかがでしょうか。
泥汚れ用洗剤
泥汚れ専用の洗剤は、汚れの具体的な成分に対して効果を発揮する成分を含んでおり、特に困り果てているときには試してみたい一品。
汚れた靴下を新品のように蘇らせてくれます。
汚れの頑固さに負けない自分を育てるためにも、この洗剤は常備しておきたいですね。
重曹
そして、お家にあるもので対応したい場合には、重曹がおすすめです。
重曹は自然の力で泥汚れを吸着、分解し、自然派の方や敏感肌の方にも安心して使用できます。
また、臭いを抑制する効果もあるので、スポーツをした後の靴下などにも有効。
さらに、重曹はキッチンやお風呂掃除、さらには鏡のウロコ取りと幅広く使用できる万能アイテムです。
オキシクリーン
最後に、劇的な洗浄力を誇る酸素系漂白剤のオキシクリーンです。
頑固な泥汚れだけでなく、血液や食べ物のシミにも効果を発揮します。
酸素系の漂白剤のため、色物の靴下でも色落ちの心配がありません。
洗剤だけでは落とせない泥汚れの靴下があるとき、オキシクリーンは必須アイテムといえるでしょう。
汚れを落とすためにブラシも用意しよう
洗剤だけでなく、洗濯には他にも必要なアイテムがあります。
それは頑固な汚れを落とすための「洗濯ブラシ」です。
古い歯ブラシなどで代用も可能です!
ブラシは繊維の奥まで入り込んでしまった泥を落とすのに効果的です。
なくても洗濯はできますが、ブラシで泥をしっかり落とした方がキレイに汚れが落ちやすいので、ぜひ準備しておきましょう。
靴下の泥汚れを簡単に落とす効果的な方法
では、実際に泥汚れを落とす手順についてみていきます。
1.早めに泥を乾かしてはたき落とす
まず、汚れを早めに対処することが大切です。
どんなに効果的な方法でも、汚れが染みついた状態で長時間放置されてしまっては、綺麗に落とすのは難しくなるからです。
特に泥汚れは時間が経つと固まり、繊維の間に更に詰まり、落ちにくくなります。
そのため、汚れを見つけたらすぐに対処することを心がけましょう。
泥が乾く前にまずははたいて泥を落とし、その後水につけるようにします。
大きな塊があるうちは繊維の間に深く入り込み易く、また乾いた泥が繊維にこびりつくと、一度洗っても落ちにくくなるからです。
無理にバンバンはたくだけでなく、歯ブラシなどで優しくこするのも効果的。
ただ、強くこすりすぎると靴下に穴が開いてしまいますので、そこは注意です!
泥がある程度落ちてから洗濯に挑みましょう。
2.洗濯機に入れる前に汚れを落とす
泥を落とした後、繊維に染み込んでしまった汚れが残ってしまう場合は洗濯機に入れる前にさらに汚れを落としておきます。
泥が残ったまま洗濯機に入れても、なかなかキレイにはなりません。
ひと手間かかりますが、泥をキレイに落とすためには必要な工程なので、めんどくさがらずやっていきましょう。
固形洗剤の場合は直接汚れに洗剤を付けて、ゴシゴシ擦って洗います。
そのほかの洗剤や重曹の場合は、つけ置きしてしっかり汚れを落としましょう。
つけ置き洗剤の中で、私のイチオシは口コミ評価も高い「ポール」です!
ぬるま湯(35~40℃くらい)に洗剤を適量溶かし、そこに汚れた靴下を浸けます。
そのまましばらく置いた後に少量の洗剤を直接塗り、優しくこすっていくと汚れが浮き上がってきます。
しっかりキレイになるまで洗っていきましょう。
3.つけ置きしても落ちない場合に浸けるは漂白剤に浸ける
洗剤でつけ置きしても色素が残ってしまった場合は、漂白剤でもつけ置きしましょう。
漂白剤を使う場合はオキシクリーン一択です!!
汚れ落ちがピカイチなので、本当におすすめです!
オキシクリーンを適量、お湯(40~60℃)に浸けて、1時間くらいつけ置きします。
その後軽くゆすいで洗濯機で洗えばOKです。
まとめ
靴下の泥汚れについて、泥汚れが落ちにくい理由から、その汚れを落とす具体的な詳しく解説してきました。
泥汚れは、適切に対処すればしっかり落とすことが可能です。
ただ、時間が経ってしまうと落ちにくくなってしまうため、汚れに気がついたらすぐに洗濯するようにしましょう。
泥んこ遊びで汚れた靴下でも、この記事で紹介した方法を実践すれば洗濯でストレスを感じることありません。
早めの対処と適切な洗剤の使用で、洗濯のストレスから解放され、新たな毎日を楽しんでくださいね。