朝は子どもの準備でバタバタ、夜は疲れてぐったり…。
気づけば洗濯物が干しっぱなし、畳めず山積み…そんな日、ありませんか?
「もっと時間があれば」「洗濯って地味にしんどい」
共働きで家事も育児もこなすママにとって、洗濯は毎日の負担になりがちです。
でも、干すタイミングを変えたり、便利グッズを使ったり、ちょっとした工夫でぐんとラクにできるんです。
この記事では、洗濯を効率化する具体的なアイデアを5つご紹介します。
家族の協力を得るコツや、無理なく続けられる習慣づくりのヒントもあわせてお届け。
忙しい毎日でも、自分の時間を少しでも取り戻せるように。
あなたに合った“ちょうどいい時短”を見つけてみてくださいね。
毎日の洗濯で感じるストレスと時間のムダポイント

洗濯は「洗って・干して・たたんで・しまう」と工程が多く、意外と時間も手間もかかります。毎日当たり前のようにこなしているけれど、よく考えると効率の悪いポイントがいくつもあるんです。
たとえば、洗濯物を取り込んだあとすぐに畳めず、リビングに放置してしまうこと。気づけば山のようになっていて、やる気がなくなってしまう…。
また、夜遅くに洗濯機を回して、干すのが深夜になってしまったり、朝に干そうと思って寝坊して慌てる…そんな経験もあるのではないでしょうか。
さらに、「家族の靴下がバラバラでペアを探すのに時間がかかる」「子ども服が多くて干す場所が足りない」「たたんだ洗濯物を家族がしまってくれない」など、小さなストレスが積み重なるのも、洗濯のつらさにつながっています。
でも実は、これらのモヤモヤにはちょっとした工夫で対処できる方法があります。
次の章では、すぐに取り入れられる時短アイデアをご紹介します。
今日からできる!洗濯の干す・たたむをラクにする時短アイデア

毎日の洗濯で意外と時間がかかるのが、「干す」と「たたむ」作業です。
忙しいママにとっては、どちらも負担に感じることが多いですよね。
でも、ちょっとした工夫やアイテムを使えば、時間も手間もグンと減らせるんです。
この章では、すぐに実践できる具体的な時短アイデアを5つご紹介します。
朝と夜に分けて洗濯を時短ルーティン化
洗濯は「洗う」「干す」「たたむ」の流れが続きますが、これを一気にやろうとすると疲れてしまいます。

私も以前は朝の忙しい時間に干してたたむまで全部やっていて、毎朝バタバタでした。
たとえば、夜のうちに洗濯機を予約しておいて、朝に干すだけにする。
そして夜は取り込んだ洗濯物をたたむ時間にあてるなど、時間帯ごとに分けると作業が分散し、気持ちも体もラクになります。
忙しい朝に全部やろうとせず、無理のないペースで習慣化するのがポイントです。
時間帯ごとに作業を分けるだけで、無理なく続けやすくなります。
テレビや会話と一緒に進めるながら畳み
たたむ作業はどうしても後回しになりがちで、「面倒」「疲れる」と感じる人も多いですよね。
私もそうでしたが、ある日からテレビをつけて、子どもと一緒におしゃべりしながらたたむようにしました。
すると、ただの作業だった洗濯物たたみが、家族と過ごす楽しい時間に変わったんです。
テレビの話題で盛り上がったり、子どもが「ママ、これどうやってたたむの?」と手伝ってくれたり。
完璧にきれいに畳もうとせず、ざっくりでも形になればOKと考えることで、気持ちのハードルがぐっと下がりました。
この「ながら畳み」は、家事の負担を軽くしながら家族とのコミュニケーションも増やせる一石二鳥の方法です。
靴下はネットでまとめ洗いして仕分けをラクに
洗濯が終わった後、靴下のペアを探すのは意外と時間がかかる作業です。特に家族が多いと、誰の靴下か分からなくなったり、片方だけ行方不明になったりすることも珍しくありません。
そこでおすすめなのが、家族それぞれに専用の靴下用洗濯ネットを用意する方法です。脱いだ靴下は、すぐに自分のネットに入れる習慣をつけることで、洗濯から乾燥、片付けまでの流れがぐっとスムーズになります。
また、最近は洗濯ネットの中でも「ネットのまま干せるタイプ」が増えており、洗濯が終わったらそのままネットごと干すだけでOK。これにより、靴下を一つ一つ取り出して仕分ける手間を大幅に省けます。さらにネットは通気性が良いので乾きやすく、靴下の絡まりや紛失も防げるので便利です。
しかも、こうした靴下用の洗濯ネットは100円ショップやホームセンターなどで手軽に購入できるため、特別な準備やコストをかけずにすぐに試せます。家族全員分を揃えて、日々の洗濯の負担を減らしてみてはいかがでしょうか。
便利アイテムを味方にして手間を省く
洗濯後の「干す」「たたむ」という作業は、毎日の家事の中でも意外と時間と手間がかかる部分です。そこで役立つのが、家事効率アップのための便利グッズです。
例えば、ピンチハンガーは一度にたくさんの小物を干せるため、ベランダや物干しスペースを有効活用できます。特に靴下や下着、ハンカチなどの小さいものをまとめて干せるので、干す時間やスペースの節約につながります。
また、たたみボード(折りたたみ補助板)を使うと、洋服の形をきれいに整えながらたたむことができるため、たたむ作業がスムーズに。

形が整いやすいことで収納時にもスペースを節約できるほか、見た目もすっきりします。初めて使う人でも簡単に使いこなせるので、たたむのが苦手な方や忙しいママにもおすすめです。
さらに、乾燥機能付きの洗濯機を導入すれば、雨の日や花粉の季節など天気を気にせずに洗濯物を乾かせるので、時間の短縮効果は絶大です。急ぎの洗濯にも対応しやすく、忙しい毎日の大きな味方となります。
子どものお手伝いでたたむ時間を半分に
小学生くらいの子どもなら、洗濯物をたたむお手伝いも十分にできるようになります。私も最初はタオルや自分の服など、簡単で失敗しても問題ないものからお願いしました。

最初は時間がかかっても、続けていくうちにだんだんと慣れてスピードも上がり、今では家族の中でも頼もしい戦力になっています。
お手伝いをお願いするときは、「今日はこのタオルをたたんでね」など具体的に役割を渡すのがポイントです。
明確な目標があることで子どももやる気がわきやすくなりますし、できたら「すごくきれいにたためたね!」としっかり褒めることも大切です。褒められることで自信がつき、もっと頑張ろうという気持ちが育ちます。
さらに、遊び感覚で「誰が一番きれいにたためるか競争しよう!」と声をかけるのも効果的です。楽しみながら取り組むことで、子どもはお手伝いを嫌がらず積極的に参加してくれます。
家族みんなで家事を分担することで、ママの負担が減るのはもちろん、自然と家族の会話やコミュニケーションも増えます。忙しい毎日の中で、家事を通じて家族の絆を深める良い機会にもなるので、ぜひ取り入れてみてください。
がんばりすぎない洗濯時短の取り入れ方

毎日の洗濯を効率化するために時短テクを取り入れるとき、大切なのは「がんばりすぎない」ことです。
最初から全部を完璧にこなそうとすると、逆に疲れて続かなくなってしまいます。
まずは自分の生活スタイルや家族のリズムに合った方法を選び、できるところから少しずつ始めてみましょう。
たとえば、洗濯ネットを使って靴下の仕分けだけやってみる、朝と夜で作業を分けてみる、など小さな工夫からで大丈夫です。
また、家族の協力を得る際は「お願い」ではなく「一緒にやろう」という声かけを心がけるとスムーズです。
家族のペースや反応に合わせて柔軟にやり方を変えることも続けるコツのひとつ。
大切なのは「完璧を目指すより続けやすさ」を優先すること。
無理なく取り入れて、少しずつ自分に合った時短習慣を作っていきましょう。
まとめ
今回ご紹介した洗濯の時短アイデアは、どれも忙しい毎日に無理なく取り入れられる工夫ばかりです。
干す・たたむを分けてルーティン化したり、ながら作業で気楽にたたんだり、便利アイテムを活用したり、子どものお手伝いを取り入れることもできます。
「今日は靴下ネットを準備する」「夜に洗濯予約をしてみる」など、できることから一つずつ始めてみてくださいね。
小さな工夫を積み重ねることで、家事の負担が軽くなり、毎日がもっと快適になります。
無理せず、でも確実にラクになる洗濯時短で、家族みんなが笑顔になる時間を増やしましょう。